教育ローンの比較 【奨学金との違い】

教育ローンの比較 【奨学金との違い】

教育ローンと奨学金のメリット、デメリットを把握しておきましょう。

教育ローンの比較 【奨学金との違い】

教育資金に必要なお金を用意するためには、
教育ローンか奨学金のどちらかを利用するという方法があります。
どちらも「お金を借りる」ということには違いがありませんが、
全く違った性質なので、どのような違いがあるのか確認してみましょう。

 

教育ローンと奨学金の大きな違いのひとつは、借りる方の名義です。
教育ローンは、保護者の方が借りることになります。
お金を返済するのも保護者の方となります。
奨学金は、学生本人が借りることになり、学生がお金を返すことになります。
しかし、学生である在学中は返済をしないで、
卒業後に仕事をしてから返済をはじめることになります。
ここが大きな違いとなります。

 

また、奨学金は返済義務のない給付とされる場合もあります。
一部の団体、もしくは学校より給付される奨学金については、
返済義務がありませんので、金銭的に非常に助かる制度といえます。
給付の対象となる学生については、学力や収入の面を考慮されて判断されます。

 

他に、お金の融資の仕方にも違いがあります。
教育ローンは、お申込みのあった金額が一括で、指定の口座に入金されます。
これに対し奨学金は、月々決まった金額が入金されることになります。
これは、奨学金が主に授業料などの学費に対して融資を行うという
目的に基づいているからだと考えられます。
教育ローンの場合は、学費の他にも一人暮らしのための住居費なども融資対象となるので、
一括で入金される形になっていると思われます。
入金の違いにも注目して、どちらが良いのか判断するといいでしょう。