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奨学金と教育ローンを考えるシリーズ

 

 

奨学金

〓〓〓〓〓このページの目次〓〓〓〓〓

 

■卒業は借金を抱えての船出!?
     教育ローンとの違い 奨学金の審査は?

 

■給付型奨学金の落し穴
     給付型奨学金 始まる
     給付型奨学金の受給要件
     給付奨学金 申し込みと流れ
     それでも足りないときは、


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当記事内の「奨学金」とは別の記載がない限りは、

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を指します。

 

 

日本学生支援機構の「平成26年度学生生活調査」によりますと
2014年度に奨学金を利用した大学生の数は51.3%(修士課程で55.4%,博士課程では62.7%)にのぼるそうです。

 

 

今や大学生の2人に1人は奨学金を利用しています。

 

 

安いといわれている国立大学の授業料(2017年度年額)でも53万5,800円。入学金が28万2,000円ですから、4年間で合計242万5,200円になります。その他施設費、実習費、諸会費など考慮に入れねばなりません。

 

私立大学4年間の学費は文系で約386万円、理系で約522万円が平均です。(文科省「平成26年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額調査」)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1365662.htm

 

今の還暦世代が入学した頃の国立大学の授業料が3万6千円(1975年度)という時代から見れば雲泥の差です。

 

 

以前は、奨学金を利用する学生はかなり少数でした。
例えば1990年代中頃では学生の約2割にすぎませんでした。

 

 

国税庁の調査(「平成26年分 民間給与実態統計調査」)では年収300万円以下が労働人口の41%です。親の収入によりかかってばかりはいられない昨今です。
仕送りも少なくなってきています。
奨学金を利用しつつ、アルバイトに勤しむ学生が多いのもやむを得ないことかもしれません。

卒業は借金を抱えての船出!?

卒業後に奨学金の返済に苦しむ人が増えていることは久しく社会問題となっています。

 

 

奨学金

大学卒業まで奨学金の平均利用額は約300万円です。

大学卒業は、いわば300万円の借金を背負っての社会への船出となります。

 

奨学金の返済が困難で3ヶ月以上の延滞者が約17万人います。
また、なんとか返済はしているものの相当なムリが嵩み、子育てに影響があったり、あるいは結婚を諦めるしかないという方たちもいます。

 

 

人生を充実させるために受けたはずの大学教育ですが、その借金が手かせ足枷となっている現実は本末転倒も甚だしいこととなってしまいます。

 

教育ローンとの違い 奨学金の審査は?

 

奨学金は返済能力を審査しません

 

そこが親が返済する教育ローンとは違います
卒業後に本人が返済していくわけです。本人卒業後の経済的能力を推量ることは出来ません

 

『大学は出たけれど』という小津安二郎監督の映画(昭和4年)がありましたが、この頃は大学卒業者の就職率は30%という不況でありました。
現在では、、、2018年3月卒業予定の大卒求人倍率は1.78倍となっています。(リクルートホールディングスの調査)

 

ところが、大卒なら安定した職に就けるのかというと、そのようなことでもありません。
多様な能力を求められる仕事に就きたいがため大学教育を受けた筈なのに、それが叶わぬという矛盾が生じます。

 

収入が減ったり離職ともなれば奨学金の返済に支障を来すことは明らかです。
奨学金貸与の際に将来の返済能力の審査などは出来よう筈がありません。ですから返済できない人が出てくるのも自明かと思われます。ここにも矛盾があります。

 

日本学生支援機構(JASSO)では
災害、傷病、経済困難、失業などの返還困難な事情が生じた場合の奨学金変換期限猶予や、減額返還制度もあります。(元金や利息が免除されるわけではありません

 

 

予てより給付型の奨学金の必要が論じられておりました。

 

外国では奨学金とは本来給付型のものをさすことが多いようです。
学費が高額でありながら、給付型奨学金の無い国は日本のほか、韓国、チリなど少数です。

 

いろいろな取り組みが模索されている昨今ですが、
日本学生支援機構の奨学金には今年度から給付型の奨学金が導入されました。

 

給付型奨学金の落し穴

 

 

給付型奨学金 始まる

 

奨学金

日本にも給付型奨学金が出来たことは喜ぶべきことでありましょうが、
その中身は充実しているとはまだまだ言えません。

 

先ほどふれましたように、国立大学の初年度納入金は
授業料53万5800円+入学金28万2000円=合計81万7800円

 

私立大学の初年度納入金は2014年度平均で
授業料86万4384円+入学金26万1089円=合計112万5473円 かかります。

 

対して給付型奨学金の月額金額は下のとおりです。

 

国公立自宅通学 →2万円(年額24万円)
国公立自宅外通学 →3万円(年額36万円)
私立自宅通学 →3万円(年額36万円)
私立自宅外通学 →4万円(年額48万円)

 

これらの金額では初年度納入金の半分にも満たないのですね。
結局少しでも金額の多い貸与型※の奨学金を利用するか、教育ローンということになってしまうのではないでしょうか。

 

※貸与型の奨学金には利息の無い第一種と利息のつく第二種のタイプがあります。
金額など詳しくはこちら→奨学金と教育ローンhttp://www.xn--hekm0a0689bd1gxt6ae7u.jp/category33/entry51.html#2

 

給付型奨学金の受給要件

 

給付型奨学金をうけることが出来る学生の数もまだまだじゅうぶんとは言えません。
2万人分の予算が用意されていますが、
2015年に大学・短大・専門学校へ進学した人の数の合計は76万1,602人います。
2万人はわずかその2.6%にすぎません。

 

 

 

給付型奨学金の受給要件を見てみましょう。

 

申し込み資格
大学へ進学してからの申し込み(在学採用)は出来ません。
進学前の申込み(予約採用)のみです。
進学後に貸与奨学金を申込むことはできます。

 

 

経済的な要

 

『給付奨学金制度は、経済的に修学困難な学生の進学を後押しすることを目的として実施する制度』ですから経済的な要件があります。

 

@児童養護施設などに入所しているか、里親の養育を受けている人が対象。

 

A親の所得水準で受給可能性が決まる
生活保護を受給している(申請時)、または家計支持者が住民税非課税(住民税が課税されないほど所得が低い世帯)
・例えば夫婦と子2人の世帯なら、年収256万円以下の世帯のみが対象

 

学力成績要件

 

各高等学校から学習成績や資質能力に基づき1名を推薦します※。その後さらに日本学生支援機構の審査が行われます。

 

※日本学生支援機構「給付奨学生採用候補者の推薦に係る指針」に記載されている。↓

 

「各学校の教育目標に照らして十分に満足できる高い学習成績を収めている」

 

「教科以外の学校活動等で大変優れた成果を収め、各学校の教育目標に照らして概ね満足できる学習成績を収めている」


学力成績要件は曖昧な部分もありますし、受給の要件を満たす方はきわめて少数でありましょう。

 

 

 

 

給付奨学金 申し込みと流れ

 

 

いずれにしましてもかなり高いハードルではありますが、
給付型奨学金の申し込み方法に触れておきます。

 

・まずは上で述べました受給要件を満たしていることが前提となります。
    
申込書類は在籍する高校などから受取ります。
それらに必要項目を記入し、添付書類(親の所得証明書あるいは児童養護施設在籍証明書など)などを添えて高校の奨学金窓口へ提出します。
    
・その書類を高校は日本学生支援機構へ送付し審査を仰ぐという流れです。
    
審査が通過すれば受給が始まるということになります。

 

参考:平成30年度進学予定者用 給付奨学金案内
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/__icsFiles/afieldfile/2017/04/25/h30annai_kyuhu.pdf

 

このように難関の給付奨学金ですが、
せっかく受給されても成績不振などの理由で返還を求められることもありますので
油断は出来ません。

 

例えば1年次に留年してしまったとします。
つまり成績不振によって2年生になれなかった場合は、その後の3年間の給付はストップ。さらに過去1年間の給付金さえ返還をしなければならないことさえあります。

 

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それでも足りないときは、、、

 

 

日本学生支援機構の給付型奨学金についてお話ししてまいりましたが、
かなりのご家庭は給付型の受給申込み要件からはずれてしまうのではないかと思われます。

 

また要件を満たす住民税非課税世帯や生活保護世帯では、日本学生支援機構の給付型だけでは金額が足りない場合が多いのではないかと思います。
合わせて貸与型も利用したいとなると、少し注意が要ります。

 

・給付型のみを希望して採用候補者になったら、進学前に貸与型は申し込めません。
進学後には貸与型を追加申し込みが出来ます。

 

・給付型のみを希望したが採用候補者になれなかったら、進学前に貸与奨学金を申込むことができます。時期がありますからご注意。

 

・貸与型奨学金も必要となる可能性があるのでしたら、給付型貸与型の両方を申し込んでおいたほうがよいでしょう。

 

 

 

 

また、日本学生支援機構以外の奨学金との併用も視野に入れておいたほうがよいのかもしれません。

 

ただし日本学生支援機構の給付型奨学金との併用は出来ない奨学金の場合もありますのでご注意下さい。

 

■参考記事
さまざまな奨学金(教育ローンと奨学金の違い と種類)
http://webzy.sakura.ne.jp/loan/cat0009/1000000067.html#02

 

 

大学・地方公共団体等が行う奨学金制度
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/shogaku_dantaiseido/index.html

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