今回は教育ローンの貸付方式としての
証書貸付と当座貸越を取り上げます
下の表は
国の教育ローンと民間の教育ローンの
金利などを比較したものです。
教育費を補うための奨学金などの検討は、
教育ローンを比較する前に、あるいは並行して
なさっておくべきことではあります。
民間の教育ローンとしては
メガバンクといわれる都市銀行と
そのほかいくつかの金融機関の教育ローンも参考として掲げました。
教育ローンは目的が定かであるローンということからでしょうか、
その金利は他のローンより比較的優遇されてはいるようです。
金融機関 名 | 金利(年率) | 金利体系 | 借入限度額 | 最長返済期間 | ホームページ |
---|---|---|---|---|---|
■日本政策金融公庫 |
2.250% | 固定 | 300万円 | 15年 | 教育一般貸付(国の教育ローン) |
■三井住友銀行 |
3.475% | 変動 | 300万円 | 10年 | 三井住友銀行の教育ローン |
■三菱東京UFJ銀行
|
4.475% |
変動 | 500万円 | 10年 | 三菱東京UFJ銀行 教育ローン ネットDE教育ローン |
■みずほ銀行 |
変動3.475%、 |
変動、 |
300万円 | 10年 | みずほ銀行教育ローン |
■千葉銀行 |
2.400% | 変動 |
3,000万円 |
16年6カ月 | ちばぎんスーパー教育ローン |
■オリックス銀行 |
5.0%〜9.8% | 固定 | 500万円 | 8年 | オリックス銀行 教育ローン |
■大阪信用金庫 |
変動2.300% |
変動、 |
500万円 | 10年 | 大阪信用金庫 ニュー教育ローン |
■↑この表は2013年7月現在のものです。それぞれのホームページ等で必ずご確認ください。
※金利・金額は平成25年7月10日現在の各HP記載のもの。
■不動産を担保にして融資をする、「有担保型」の教育ローンを扱っている銀行もあります。
■住宅ローンなど、その銀行の利用状況に応じて「金利優遇」が受けられる場合もあります。
また、キャンペーンなどによる金利優遇が適用される場合もあります。
詳細は各金融機関のHPをご確認ください
■表に記しましたように、店頭金利より優遇のインターネット金利を設定している金融機関もあります。
※たとえば、三菱東京UFJ銀行の「ネットDE教育ローン」という商品は
ネット金利年3.975%です。(店頭金利は年4.475%)←2015年7月現在
■そのほかの銀行など
民間金融機関の金利比較は
このページの下にイーローンへのPRリンクがありますので、
そちらからでもご確認いただくことができます。
■表には載せませんでしたが「ろうきん」や「JAバンク」の教育ローンは
金利面などで見落とせません。
例として中央労働金庫のホームページURLを載せておきます。
//chuo.rokin.com/loan/edu_loan/
●金利 1.700%(団体会員構成員・10年以内返済の場合)
2.700%(一般勤労者・10年を超える返済の場合)
●金利のタイプ 固定(一般勤労者の場合)
●借入限度額 1000万円
●最長返済期間 15年
■JAバンクの教育ローン
//www.jabank.org/loan/kyoiku/
●金利 変動金利2.65〜3.35%
固定金利3.30〜4.00%
(上記金利はJAいずもの教育ローンホームページを参考にしました。
//www.jaizumo.or.jp/business/finance/loan/rate.html
各JAバンク教育ローンの金利はそれぞれのJAバンクで確認してください。)
●金利のタイプ 固定金利型と変動金利型
●借入限度額 500万円
●最長返済期間 13年6か月
●保証料 要
■■教育ローンの
金利体系(金利のタイプ)について簡単に触れておきましょう。
教育ローンにも固定金利と変動金利のタイプがあります。
国の教育ローンは固定金利ですが
民間はそれぞれ異なります。
固定、変動から選べる教育ローンもあります。
どちらがより有利であるかは一概に申せません。
金利が上がるような気配があるなら固定金利を、
下がるようなら変動金利を選ぶというのが常識です。
常識ですから、それ以上の話には踏み込めません。( ̄▽ ̄;)
返済期間が比較的短いのでしたら固定金利をえらぶというのも
一法かもしれません。
比較的短い、というのはどのくらいでしょうか。
わたくしであれば5年間程度の返済期間でしたら固定金利を選ぶでしょう。
返済シミュレーションをご利用なさって
計画を立ててください。
固定金利は変動金利より高めの設定が多く見られるようです。
しかも自由にならないという印象があります。
しかし返済計画がたてやすいということでは利点といえるかもしれません。
■■それから忘れてはならないのが保証料です。
国の教育ローンは別途保証料がかかります。(保証人無しの連帯保証人制度もあり)
民間の金融機関は保証料込と保証料別途記載のものがありますので
ご注意が必要です。
■■保証とは・・・
無担保の教育ローンでは
通常は、保証会社の保証をつけます。
保証会社の保証は保証人の代わりというということになりますね。
その金融機関の系列や提携の保証会社が指定されます。
保証があっても、教育ローンの返済が出来なくなった場合に
払わなくても済むというものではありません。
保証会社が代位弁済をしますが、
このとき教育ローン債務がなくなるのではなく、
ローン残債に対して持っている借り手の返済責任が
金融会社から保証会社に移るだけです。
返済義務は借り手にいぜんとして残っているのです。。
■■教育ローンの各サイトで数字を入力して
実際に借入金額や返済額をシミュレーションしてみることを
おすすめします。
■■教育ローンを比較検討なさる場合は
金利のみならず保証料や繰上げ返済の際の手数料あるいは
審査基準なども調べてみたいところです。
また、審査から実行までの期間などをも
お知りになりたい場合もあります。
比較の対象をまとめますと↓のようになるでしょう。
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・保証料を加味した実質年利
・年率金利
・金利のタイプ(変動・固定)
・借入上限額
・最長返済期間
・審査に要する期間
・ネット申し込みの可否
・対応地域
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これらのことに関してイーローン↓の
サイト『教育ローン完全ガイド』
では118件※の
民間の教育ローンに関して比較と申し込みができます。
※2013年7月15日現在
■当ページに記載しました金利やその他の情報は2013年7月15日現在のものです。
慎重を期しましたが、転写間違いがあるといけませんのでご利用にあたりましては、
それぞれのHPなどでもう一度ご確認なさってください。